ご無沙汰しております。
梅雨が近づき毎日うっとうしい日が続きますが
皆様お変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。
生まれも育ちも今住んでいる街な私には、
郷愁という言葉は全く縁のないもので・・・
その代わりに、物への思い入れやこだわりが強いようです。
故郷の写真を見て郷愁に浸るように、昔の記憶を引き出すキーアイテム的
物達を私の思い出とともに紹介していこうかと考えております。
最近ではハイテク漬けな生活を営んでいる私ですが、
子供の頃はパソコンや携帯電話はおろかファミコンさえ無かった時代
今思えば、子供たちは野山を駆け巡り、健全な肉体と精神を養っていた
素晴らしいローテクな世の中だったような気がします。
幼少時代を振り返って、まず最初に浮かんでくるのは「文房具」
べつに勉強が好きだったわけではないのですが、
「機能性やデザインなどを重視しつつ人とは違うものを持つ。」
今に至る私の理念の片鱗を感じさせる
とんがった子供だったのかもしれません。
メモ帳:ロディア
絵を描くのも字を書くのも自由自在、便箋の代用にもできる
多用途なメモ用紙。神戸近辺でも売っている店は少なかったように思います。
サイズもかなり大きいものから小さいものまでありましたが、
私はA4サイズのものをいつも使っていたと思います。
子供の頃の記憶なのでもっと小さかったのかもしれませんが・・・
鉛筆:ステッドラー
私の少年時代、鉛筆っていうと緑色のトンボ鉛筆とか、
三菱の茶色いやつ使ってた人が多かったように思いますが
なぜか私はこれしか使ってませんでした。
確かドイツのメーカーだったと思います。
書き味は大して変わらないと思うので、
たぶん色で選んでいたのではないかと・・・
外国かぶれも甚だしいと思う人もいるかもしれませんが
腐ってもGHQのあった神戸ですし、
そんな昔でも海外の製品を売っている店は多かったのだと思います。
ちなみに消しゴムもステッドラーの一番大きなやつを使っていました。
筆箱にいれると半分のシェアを占めるくらいのやつです(ーー;
そんな大きな消しゴムも、授業中にちぎっては投げちぎっては投げ
1ヶ月ももたなかったんじゃないかな・・・
(勉強で使ったより投げた消しゴムの方が多いのは確かです)